「この人、何してるんやろってよく言われます」

神戸の片隅で、
ふつうに暮らしてます

こんにちは。
品川能衣(しながわ のい)といいます。

神戸の垂水区で生まれて、
垂水で育って、
今もそのまま、垂水に住んでます。

家族は、妻と1歳の長男。
それと──つい最近、もうひとり男の子が生まれました。

つまり今、我が家は
「0歳と1歳の男児ふたり」

育児というより、
もはや毎日が格闘技です。

朝は寝ぼけたまま皿を洗い、
夜は風呂掃除して、
寝かしつけのつもりが、気づけば自分が先に寝てる。

で、Tシャツのまま出勤しようとして、
「またそれ?」と妻に言われて、慌てて着替え直す──
そんな毎日を過ごしてます。

ちなみに、オムツ替えだけはまだできません。
すみません。
(でもオムツ代は、ちゃんと稼いでます)

2023年3月14日、入籍しました。
「円周率(3.14)みたいに、永遠に回り続けよう」──
そんな、ちょっとダサいけど覚えやすい記念日です。

その年の11月、長男が誕生。
もれなく、親バカ発動中

小学生のころからずっと憧れてたスーパーカー。
2023年、ついに夢のランボルギーニを納車。
(モデル名はガヤルド)

2023年6月27日納車!!
上に着てるのは、SHEINで買った1000円のシャツです。

(夢は叶えても、服はいつも通り)

……でも、「子どもも生まれたしな」と思って、
ほんの一瞬だけ悩んで、手放しました。

──で、2025年6月。
2台目のランボルギーニ、ウラカンを納車予定です。

反省するフリは得意ですが、
たぶん、してません。

マクドナルドとパズドラが、
僕の原点

高校のとき、最初にやったバイトはマクドナルド。 厨房でポテトを揚げて、塩振って、シャカシャカしてた。 時給は750円。1日働いても5,000円とかそのくらい。

夜はベッドで寝転びながら、ずっとパズドラ。 朝起きてもパズドラ。出勤時間3分前までパズドラ。

今思えば、あの頃からずっと「家で稼ぎたい」と思ってた気がします。

そのとき、ネットで「ブログで稼げるらしい」と聞いて、 アメブロを始めてみました。書いた内容は、日記。

高校のこと、バイトのこと、パズドラの話。

今思えば誰が読むねんって感じですが、 当時は「絶対に誰かが読んでくれてる」と信じてました。

でも、読まれてなかった。そりゃそう。

 

父の心停止が、すべてを変えた

2017年9月。
大学3年の秋のことでした。

夜のバイト終わりに家へ帰る途中、
目の前を救急車が通りました。

嫌な予感がして、足が速くなったのを覚えています。
家に着くと、玄関の前に救急隊員の姿。

父が倒れていて、心肺停止。
目の前で、心臓マッサージが繰り返されていました。

「まさか、うち…?」
「いや、違うやろ…?」

何度も心の中で否定しながらも、現実は変わらなかった。

奇跡的に命は助かったけれど、
父は意識が戻らない状態がしばらく続きました。

そこから、すべてが一変しました。

家の中が、静かで重たくなった。

母は毎日、病院に通って看病し、
でも、仕事にはもう行けなくなった。

当然、収入はゼロに。

家にお金が入ってこないという現実を、
僕が一番最初に“数字”で実感したのは、
月末に母がテーブルの上で家計簿を見つめていたときでした。

「ごめん、今月の支払いがちょっと厳しいかも」

その言葉を聞いた瞬間、
「うわ、本当にやばいんや」と思った。

母がそんなことを口にするのは、相当だった。

僕は当時、マクドナルドでバイトをしていて、
時給750円、1日働いても5,000円くらい。

自分が稼いでも、家を救えるほどの金額じゃないってわかってた。
でも、それでも何とかしたかった。

バイトだけじゃ足りない。
だけど、学校もあるし、看病中の母の代わりにできることも限られてる。

──だから、ネットで稼ぐしかない。
それが唯一、現実的な選択肢だった。

そして僕は、“必死にネットで稼ぐ方法を探す日々”に突入します。
どんなに胡散臭くても、どれだけ怪しくても、
あのときの僕には、それしかなかった。

人生初の“ネット収入”は、
ココナラから

とはいえ、「稼ぐぞ」と決めたはいいものの──
正直、何ができるかは全くわかりませんでした。

プログラミングもできない。
デザインも書けない。
話せる資格もないし、実績もない。

ただ、ひとつだけ思い出したんです。
「そういえば、昔ブログをちょっとだけやってたな」って。

毎日は続かなかったけど、
Googleアドセンスとか、クリック報酬とか、
少しだけ仕組みは知っていた。

稼げてはいなかったけど、
“稼ごうとしてた経験”だけはあった。

そこで思ったんです。

「やったことある自分が、“やりたい人”に教えるのはアリじゃないか?」

それで見つけたのが、ココナラというスキル販売のサイトでした。

右も左もわからず、震える手で最初のサービスを出品。
タイトルはたしか、「ブログで稼ぐ方法、教えます。」だったと思います。

内容は、ほとんど自分の経験談と、少しだけのやり方。
だけど、それを15,000円で出してみました。

当時、同じようなサービスが3万円とかで出ていたので、
とにかく価格で勝負しました。

結果──売れた。
しかも、1件だけじゃない。ポンポン売れた。

信じられなくて、何度も通知を見返しました。
売上が増えるたび、手が震えて、
「詐欺じゃないよな?ほんまに入金されるんやんな?」って不安だった。

でも、本当に振り込まれた。

ココナラから振り込まれた金額を、
通帳のATM画面で見たときの、あの感覚は今でも忘れられません。

「え? ほんまに……ネットで稼げたやん……」

それまでバイトで月8〜12万円だった僕が、
ココナラだけで数十万円を稼げるようになった。

そのお金を、全部おろして──
母に渡しました。

「はい、これ。生活に使って。僕、ちゃんと稼いだよ」

母は、泣きました。

あのときの母の顔を、僕は一生忘れないと思う。

お金って、命を救うんだと思った。
「ネットで稼ぐ=怪しい」って思ってたけど、
僕にとっては、その怪しさが“希望”だった。

そして、バイトを辞めました。

ようやく、ポテトとシャカシャカから卒業できた。

売れなくなって、
眠れなくなった話

少しずつ、売上が上がってきて──
「いけるかも」と思った矢先。
次に来たのは、“恐怖”でした。

いきなり売れなくなったんです。
ここまで順調に稼げていたのに、
急に売れ行きが落ちました。

僕の商品を真似されたのです。

当時の僕にとって、これはけっこうキツかった

自分が考えて書いた文章、
自分が工夫してつくった構成、
それをまるごとパクって出品する人が現れました。

どう見ても同じ。
しかも向こうの方が安い。

悔しかったです。
そして、めちゃくちゃ怖くなった

「これ、もう稼げんようになるんちゃうか」
「全部、奪われるんちゃうか」
そんな不安で、夜中にひとりでスマホ眺めながら、ため息ばっかついてました。

でもある日、ふと思ったんです。

「……自分も、誰かのやり方を見て始めたくせに、何言ってんねやろ」って。

そう考えたら、ちょっとラクになった。

そこからは、『真似されたら“また作ればいい”』っていう思考に切り替えていきました。

むしろ、真似されたってことは、
「自分のやってることに価値があった」って証拠やん、と。

そして僕は、“誰にもパクれないやり方”じゃなくて、
『真似されても稼げる仕組み』を作る方にシフトしていきました。

「パクリを極めたらいい」と
決めた話

僕はあるとき、ふと思ったんです。

「ビジネスって、うまくいってる人をパクればよくない?」って。

いやいや、そんなのズルいやんって思うかもしれません。
でもね──
必死にひねり出したアイデアで稼げても、
どうせすぐ真似される。

真似されたら、売れなくなる。
売れなくなったら、焦る。
焦ったら、また考える。

……もう、メンタルがもちません。

「自分でビジネスやるって、こんなに不安定なん?」
「もう雇われて、給料もらってた方がマシちゃうん……?」

何度もそう思いました。

ビジネスって、ほんまサバイバルなんです。
稼げなかったら終わり。
止まったら、置いていかれる。

いつも走って、追いついて、次を探して、また走って。
そりゃ、しんどいですよね。

しかも、自分のアイデアを誰かにパクられた日には──
もう、精神が擦り切れて終わりです。

でも、あるとき切り替えたんです。

「パクられるくらいなら、パクる側になればいいやん」って。

そこから僕は、“成功してる人の真似”を始めました。

上手くいってる人のやり方を
まるごと観察して、
まるごと真似して、
それを少しずつ“自分流”に落とし込んでいく。

気づけば、それが自分のスタイルになっていました。

芸能人も、人気があるときは輝いてるけど、
心のどこかでは、いつ“落ちる”か不安を抱えてる。

タピオカ屋だって、流行ってるうちは行列ができるけど、
ブームが終われば、誰も来なくなる。

一発当てるって、実はめっちゃ怖い。

ならば、いっそ「二番煎じ」を極めて、
流行りに乗っかって、時代の『二番手』を張ってやろうと。

1位じゃなくていい。
常に「そこにいる」2位を、ずっと続ければいい。

そう思えた瞬間、僕の中の景色が変わりました。

そこからは、ひたすら流行りを見つけて、観察して、パクる毎日。

僕、子どもの頃から
誰かを見て、真似して、少しずつうまくなるのが得意でした。

だから、「パクる」は、僕の武器だったんです。

2020年。
会社を立ち上げました。

あのときの僕には想像もできなかったような、
たくさんの仲間と、ちょっと信じられない景色を、今は見ています。

趣味はふつう。でも、
クセは強め。

コーヒー、ワイン、ウイスキー、日本酒、革、スマブラ、車。

どれも“趣味”としては普通っぽいけど、ひとつずつ語り出すとけっこう偏ってます。

コーヒーは、酸味のあるやつがどうも苦手で、だいたいブラックで撃沈してます。
苦くて深いやつだけを選んで飲む派です。

ワインは、ガクトに憧れてフランスワインにハマりました。
ボルドーの5大シャトーはひと通り飲んできました。
ブルゴーニュも好きですが、どちらかというとボルドー派。
ガクトはブルゴーニュ好きだけど、僕はそっちじゃないんです。笑

イタリアワインはあまり口に合いません。
オーストラリアの“茎みたいな味”も苦手です。
その点、カリフォルニアワインは全部好き。
外れなしで、あの甘さが最高です。

ウイスキーは、荒々しくて甘いバーボンが好き。
バニラのような甘さと、あの樽の匂いがたまらない。
話がそれますが、僕は匂いフェチです。

革の匂いも好きで、革製品を集めたり、
ウイスキーも香りを楽しみながら飲んでます。
でもワインの香りは…ぜんぜん分かってません。笑
一応、グラスをくるくる回して嗅いでますが、
あれは雰囲気のためだけです。

シャンパンもドンペリとかアルマンドとか、有名どころは飲んできました。
でも結局、カリフォルニアワインに戻ってきます。

日本酒は、ヤクザ映画を観て影響されたのが始まり。
ひとりで盃を交わすごっこをしながら家で飲んでた時期がありました。

──僕、影響されやすいタイプなんです。

韓国ドラマでキムチが出てきたら、スーパーにキムチを買いに行くし、
アクション映画でウイスキーをロックで飲んでたら、僕もすぐ真似する。
先輩がジーパンにキャップかぶってたら、翌日同じ格好してます。

革の匂いが好きすぎて、最近グローブを買いました。
キャッチボールより、匂いを嗅ぐ時間のほうが長いです。

子どもの頃、父と一緒にプロ野球をよく見に行って、
ファールボールを拾っては持ち帰ってました。
プロのボールって、市販品と違って革の匂いがいいんですよ。

最近は、メジャーリーグのボールも気になってメルカリで買いました。
でも、やっぱり日本のプロ野球のボールの匂いの方が好みです。

スマブラは、友達とよくやります。
僕が一番弱いです。でも好きです。
負けず嫌いなので、毎回挑むけど毎回ボコられてます。

車は、もちろんスーパーカーが好きだけど、
映画に出てくる高級車にも昔から憧れてました。

1年前はランボルギーニ・ガヤルド。
今はウラカンというモデルに乗ってます。

なんでそんな車に乗ってるの?って聞かれるけど、答えはいつも同じ。

「ネットで、誰でもできるような簡単な仕事を、ひたすらやってるだけです」

「何してる人なん?」って
聞かれるけど

インスタで僕を知ってくれた人の9割は、
たぶんこう思ってると思います。

「この人、仕事なにしてるんやろ…?」

──その疑問、よくわかります。

Tシャツで皿洗って、風呂掃除して、子ども寝かしつけて、
でも、なぜかランボルギーニに乗ってる。

……なんやねんそれ、って話ですよね。笑

なので、ちょっとだけ仕事の話をします。
めっちゃ簡単に言うと、
ネットを使って“誰でもできるような仕事”を、大量にやって稼いでる。
これが基本です。

でも別に、かっこいい仕事ではありません。
人に胸を張って「これやってます!」とは言いにくい、地味なことばかりです。

キラキラした世界とは無縁やし、
SNSに載せたら“映え”るような作業もしてません。

ただ、誰でもやろうと思えばできるようなことを、
“ちゃんとやる”ってだけで、なんとか生活が成り立ってます。

要するに──
『すごいことは何ひとつしてないけど、地味なことを本気でやってる人』です。

それだけです。

 

ここまで読んでくれたあなたへ

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

いやほんとに。
長すぎませんでした?笑

最初はちょっとのぞいてみただけのつもりが、
なんか気づけばここまでスクロールしてた──
そんなあなたは、たぶん、僕と気が合います。

僕の人生って、どこにでもあるような話です。
派手な成功もなければ、壮絶なドラマもない。

でも、「なんとかして生きてきた」っていう部分だけは、
胸を張って言えます。

ランボルギーニに乗ってるからって、
別に余裕があるわけでも、勝ち組でもなくて、
ただ「自分の人生、ちゃんと操縦したかった」ってだけなんです。

そして今もまだ、途中です。
毎日ちょっとずつ、進んでる最中です。

だからもし、どこかで僕のことを見かけたときは、
「あ、あの皿洗いしてたやつや」と思ってください。
それで十分です。

そして、いつかどこかで、
少しだけでもあなたの人生に関われたら──
たぶん、それだけで僕は報われます。

ありがとうございました。
ここまで、本当に。

品川 能衣

──ここまで読んでくれて、本当にありがとう。

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